Scratchでアモングアス風ゲームを作ろう!初心者でもできる完全ガイド

scratchプログラミングでアモングアスを作る初心者向け完全ガイドのイラスト

「Scratchでアモングアスみたいなゲームを作ってみたい!」という方にぴったりの内容です。
本記事では、プログラミング初心者でも簡単にアモングアス風ゲームを作る方法を、
プロジェクトの設定・キャラクターの作り方・インポスターの動きのプログラムまで、やさしく解説します。

スマホでもパソコンでもOK!この記事を読みながら進めれば、
あなただけのオリジナル宇宙船ミステリーゲームが完成します。

この記事を読むことでわかること

  • Scratchでアモングアス風ゲームの基本的な作成手順が理解できる
  • キャラクターやマップのデザイン方法が学べる
  • インポスターの動きやタスク設定のプログラミング方法がわかる
  • オリジナルゲームをオンラインで共有する際の注意点を把握できる
目次

scratch アモングアスの基本情報

アモングアスってどんなゲーム? → 基本ルールや特徴をざっくり紹介
Scratchで作るメリットは? → 初心者でも直感的にゲーム作りができる理由
簡単な作成手順を公開! → 初心者でもすぐに作れるアモングアス風ゲームの作り方
Scratch公式とTurboWarpの違い → ツール選びのポイントを比較
おすすめの無料素材は? → ゲームのクオリティを上げる素材をピックアップ
👆この記事を読めば、あなたもオリジナルのアモングアス風ゲームクリエイターに!

アモングアスとは?基本ルールと魅力

「アモングアス(Among Us)」は、宇宙船を舞台にした人狼系の推理ゲームです。
プレイヤーは、クルーメイト(乗組員)インポスター(なりすまし犯)に分かれてゲームを進行します。

クルーメイトの目的は、船内に設定されたタスク(修理・清掃・補給など)をすべて完了するか、会議でインポスターを特定して追放すること。
一方、インポスターはクルーメイトに紛れ、 sabotage(妨害)や襲撃を行って仲間を減らしていきます。

シンプルなルールながら、「誰が嘘をついているのか?」という心理戦が最大の魅力。
友達や家族と一緒にプレイすると、推理と会話で盛り上がること間違いなしです。

Scratchでこの要素を再現することで、初心者でも本格的な宇宙ミステリーゲームを作る体験ができます。

アモングアスとは?基本ルールと魅力

「アモングアス(Among Us)」は、宇宙船を舞台にプレイヤーがクルーメイト(乗組員)インポスター(なりすまし犯)に分かれて戦う、世界中で大人気の推理ゲームです。

クルーメイトの目的は、船内にあるタスク(配線修理・掃除・燃料補給など)をすべて完了するか、会議を開いてインポスターを見つけ出すこと。
一方インポスターは、仲間のふりをしながら sabotage(妨害)や襲撃を仕掛けて、クルーメイトを減らしていきます。

このシンプルな構成ながら、「誰が嘘をついているのか?」という心理戦が生まれるのがアモングアスの最大の魅力。
友達や家族とプレイすると、会話や推理で盛り上がること間違いなしです。

Scratchでこの要素を再現することで、初心者でも本格的な“人狼×宇宙ミステリー”体験を作ることができます。

Scratchでアモングアスを作るメリット

Scratchの最大の魅力は、初心者でもブロックを組み合わせるだけでゲームを作れることです。
難しいコードを書かなくても、マウス操作でプログラムを組み立てられるため、子どもから大人まで誰でも直感的に理解できます。

アモングアス風ゲームを作る過程で、「条件分岐」「ループ」「変数」など、プログラミングの基本も自然に身につきます。
作ったゲームはScratchの公式サイトで公開でき、他のユーザーと作品を見せ合うことも可能です。

つまり、Scratchでアモングアスを作ることは、学びながら創造する最高のプログラミング体験です。
想像力を生かして、自分だけの宇宙ミステリーを作ってみましょう!

初心者でもできる!アモングアス風ゲームの作り方

「自分にも作れるかな?」と思うかもしれませんが、心配いりません。
Scratchを使えば、初心者でも簡単にアモングアス風ゲームを作れます。

まずはキャラクターを動かすところから始めましょう。
Scratchにはスプライト(キャラクター素材)や背景がたくさん用意されているので、それらを活用すればゼロから描く必要はありません。

最初は、クルーメイトがタスクをこなすシーンを作り、次にインポスターの動きや会議の場面などを追加していきます。
一度に全部作ろうとせず、小さく作って徐々に拡張するのが上達のコツです。

完成したら、効果音やアニメーションを加えて、ゲームの雰囲気をよりリアルに仕上げましょう。
会議シーンやアクション場面に音を入れると、臨場感が一気にアップします。

Scratch公式とTurboWarpの違い

アモングアス風ゲームを快適に作るには、Scratch公式版とTurboWarpの違いを知っておくことが大切です。

  • Scratch公式エディター:安定性が高く、初心者でも安心して使えます。ただし、スクリプトが多くなると動作が重くなることがあります。
  • TurboWarp(ターボワープ):Scratchをベースにした高速版エディターで、処理速度が速く、複雑なアニメーションもスムーズに動きます。

TurboWarpを使うと、追加の拡張機能を入れて公式ではできない表現も可能。
たとえば、カメラエフェクトや物理エンジンなどを取り入れた高度な演出も実装できます。

ゲームの規模に応じて2つを使い分けるのがポイントです。
簡単な作品はScratch公式で、より本格的な作品はTurboWarpで制作するとスムーズに進みます。

アモングアス風ゲームにおすすめの素材

Scratchでアモングアス風ゲームを作るときに必要なのは、キャラクター(スプライト)・背景・音素材(BGM・効果音)です。

① キャラクター素材(スプライト)
公式のアモングアス画像をそのまま使うと著作権の問題があるため、
フリー素材サイトを利用するか、自分でオリジナルのキャラクターを描きましょう。
たとえば、色違いのクルーメイトを複数用意するとゲームがより本格的になります。

② 効果音とBGM
会議シーンやインポスター登場シーンに効果音を加えると、緊張感がアップします。
Scratch内のサウンドライブラリや「効果音ラボ」などの無料サイトを活用しましょう。

③ 背景・マップ素材
タスクを行うエリアは、部屋ごとに色分けすると見やすくなります。
マップを簡単に描くなら、「宇宙船」「研究所」「制御室」などテーマを決めて作るのがおすすめ。

素材選びに工夫を加えるだけで、初心者でも完成度の高いゲームに仕上がります!

Scratchアモングアスの作成手順とコツ

Scratchでアモングアス風ゲームを作る手順は、次の5ステップでOK!

  1. プロジェクトの設定方法:新しいプロジェクトを作って環境を整える
  2. キャラクターとマップのデザイン:オリジナルキャラや宇宙船マップを作成
  3. インポスターの動きをプログラム:距離や行動条件を使って動きを再現
  4. タスクの設定とカスタマイズ:ゲーム進行に合わせて多様なタスクを設置
  5. オンライン共有の注意点:公開・フィードバック・改善を繰り返す

この流れを押さえれば、初心者でも本格的なアモングアス風ゲームを完成させられます。

プロジェクトの設定方法

まずは新しいプロジェクトを開き、次の手順で基本設定を進めましょう。

  1. プロジェクト名をつける:「アモングアス風ゲーム」と名前をつけておくと分かりやすいです。
  2. 背景を追加する:宇宙船内部など、ゲームの舞台になる背景を選びましょう。
  3. スプライト(キャラクター)を追加する:クルーメイトやインポスターのキャラクターを設定します。
  4. 基本の動きを作る:矢印キーで移動できるスクリプトを追加します。
  5. 保存をこまめに行う:自動保存を有効にして、作業を安全に続けましょう。

この準備ができれば、ゲームの土台が整います!

これらのステップを踏むことで、キャラクターとマップのデザインが完成し、プレイヤーにとって魅力的なゲーム環境が整います。個性的なデザインと工夫を加えることで、より楽しめるゲームが出来上がるでしょう。

キャラクターとマップのデザイン方法

キャラクターやマップは、ゲームの印象を決める重要な要素です。

キャラクターのデザイン
オリジナルキャラを作ると、ゲームに個性が生まれます。
色違いのスーツでクルーメイトを区別し、インポスターだけ特別な装飾を加えるとわかりやすいです。

マップの作成
宇宙船や研究所をイメージして、部屋や通路を描きましょう。
それぞれの部屋に「タスクエリア」を設けるとゲームの流れが明確になります。

音と演出
背景音やタスク完了音を追加することで、プレイヤーの没入感が高まります。
緊急会議のサウンドを入れると、一気にアモングアスらしい雰囲気になります。

インポスターの動きをプログラムしよう

インポスターはゲームの「スリル」を生む存在です。

  • 距離で反応:クルーメイトとの距離を測って、近づいたら攻撃アクションを実行。
  • ランダム行動:乱数を使って動きを変えると、予測不能でリアルな動作に。
  • タスク妨害:特定のタスクを一時的に止める仕組みを作ると戦略性が増します。
  • 会議システムとの連携:妨害発生時に会議イベントを呼び出すと臨場感アップ。
  • 効果音で演出:インポスター登場時にアラーム音を入れると、緊迫感が倍増します。

1. 距離を測定してアクションを実行する

まず、インポスターがクルーメイトに近づいた際に特定のアクションを実行するよう、距離を測定するスクリプトを作成します。これにより、インポスターがプレイヤーに接近したときに攻撃するなどの動作が可能になります。

もし <プレイヤーとの距離 < 50> ならば
    [インポスターアクションを実行]

このように、プレイヤーの位置を継続的に追跡することで、リアルな動きが再現できます。

2. ランダム要素を追加して動作をリアルにする

インポスターの動きにランダム性を加えることで、より人間らしい行動を再現できます。例えば、インポスターがランダムに方向転換するスクリプトを追加することで、予測しにくい動きになります。

もし <1から10の乱数 = 1> ならば
    [向きを変える]

この要素により、プレイヤーがインポスターの動きを完全に予測するのが難しくなり、緊張感が高まります。

3. タスク妨害のスクリプトを作成する

インポスターはゲーム内でタスクを妨害することができます。特定のタスクを無効化したり、緊急会議ボタンを一時的に使用不能にするスクリプトを追加することで、ゲームに新たな戦略要素を導入できます。

[タスクを無効化する]
    [タイマーをセット]
    [一定時間後に再度有効にする]

4. 会議システムとの連携

インポスターが妨害行動を行った際に、会議システムを呼び出すことも重要です。これにより、クルーメイトが異変に気づき、インポスターの追放が議論されます。

もし <妨害が発生した> ならば
    [会議を開始する]

5. 緊張感を高める工夫

最後に、インポスターの動きを強調する効果音や視覚エフェクトを追加することで、ゲームの没入感が向上します。例えば、インポスターがタスクを妨害した際に、アラーム音を鳴らしたり、画面に警告を表示することで、プレイヤーに危機感を与えます。

これらのプログラミング手法を組み合わせることで、インポスターの動きをリアルに再現し、プレイヤーにとってよりスリリングなゲーム体験を提供できます。

タスクの設定とカスタマイズ

タスクはゲーム進行の中心になる部分です。

1. タスクの種類を増やす

まず、ゲーム内にさまざまなタスクを用意することが大切です。ボタンを押すタスク、パズルを解くタスク、特定のアイテムを集めるタスクなど、プレイヤーが飽きずに楽しめるよう、タスクにバリエーションを持たせましょう。

例えば、次のようなタスクを設定できます:

  • 配線タスク:線を正しい順序でつなげる
  • ゴミ捨てタスク:特定のアイテムを指定された場所に移動する
  • エンジン調整タスク:ゲージを特定の位置に合わせる

これらのタスクをゲーム内の各部屋に散りばめることで、プレイヤーがマップ全体を探索する動機づけになります。

2. タスク進捗バーの設定

プレイヤーがタスクの進行状況を視覚的に把握できるように、タスク進捗バーを設定しましょう。タスクが完了するたびに進捗バーが上昇し、全タスクが完了するとクルーメイトが勝利するようにプログラムします。

[タスクが完了したとき]
    [進捗バーを更新する]

この仕組みを追加することで、プレイヤーがゲーム内での目標を常に把握できるようになります。

3. タスク完了時のエフェクト

タスクを完了した際に、視覚的なエフェクトや効果音を追加すると、プレイヤーの達成感が向上します。例えば、タスクが完了した瞬間に「完了」のメッセージを表示したり、成功音を鳴らすことで、プレイヤーのモチベーションを高めることができます。

4. カスタマイズ可能なタスク

タスクのカスタマイズは、ゲームの個性を出す重要なポイントです。プレイヤーの年齢や好みに合わせてタスクの難易度や種類を調整することで、幅広い層のプレイヤーに楽しんでもらえます。

例えば、初心者向けにはシンプルなタスク、上級者向けには複雑なタスクを設定すると、プレイヤーのスキルに応じたゲーム体験が提供できます。

これらの手順を踏むことで、タスクの設定がより楽しく、ゲーム全体の体験が向上します。タスクの種類を工夫し、プレイヤーが達成感を感じられるようにすることで、長く遊ばれるゲームを作成できます。

オンライン共有と改善のコツ

完成したら、Scratchのサイトで公開してみましょう。

ただし、著作権には注意!
オリジナル素材やフリー素材を使い、他作品の無断利用は避けましょう。

公開後はコメントや評価をもらい、改善に活かすのが上達の近道です。
バグ修正やタスク追加など、定期的にアップデートすると人気が続きます。

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Scratchで自分だけのアモングアスを作ろう!まとめ

  • Scratchを使えば、初心者でもアモングアス風ゲームが簡単に作れる
  • TurboWarpを活用すると、高速で滑らかに動くゲームが実現できる
  • オリジナル素材を使って著作権にも配慮
  • タスクやインポスターの動きを工夫すれば個性的な作品になる
  • 公開・改善を繰り返すことで、より完成度の高いゲームに進化できる

ゲーム作りを通して、楽しくプログラミングを学ぶことができます。
この記事を参考に、あなたもオリジナルのアモングアス風ゲームを作ってみましょう!

👉 Scratchの最新情報は、公式サイトのScratch公式ページをご覧ください。

👉 プログラミング教育の重要性については、文部科学省のプログラミング教育の手引も参考になります。

この記事を書いた人

当サイト「ezprog.net」では、子ども向けプログラミング(Scratch)について、
実際に子どもと一緒に取り組んできた経験をもとに情報発信しています。

「プログラミングは初めて」という保護者の方でも、
無理なくサポートできるヒントを、できるだけ分かりやすくお伝えします。

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